『鏡の花』

 

少年が解き明かそうとする姉の秘密、曼珠沙華が語る夫の過去。
老夫婦に届いた絵葉書の謎、少女が見る奇妙なサソリの夢。
姉弟の哀しみを知る月の兎、製鏡所の娘が願う亡き人との再会。

ほんの小さな行為で、世界は変わってしまった。それでも――。

「大切なものが喪われた、もう一つの世界」を生きる人々。
それぞれの世界がやがて繋がり合い、強く美しい光で、彼らと読者を包み込む。
生きることの真実を鮮やかに描き出すことに成功した、今までにない物語の形。
ベストセラー『光媒の花』に連なり、著者の新しい挑戦が輝く連作小説。
まだ誰も見たことのない群像劇。/集英社


この本は、『光媒の花』で夜空に飛んでいったあの蝶が、その後に見た景色というイメージで書きました。
『光媒の花』と『鏡の花』のあいだに物語としてのつながりはありませんが、同じ世界を共有している二冊です。/道尾

 

※再生すると音が出ます

 

“喪失”を通して“光”の眩しさを教えてくれる道尾秀介の連作小説『鏡の花』/「ダ・ヴィンチニュース」




「死」を孕む「生」の深さ/「産経新聞」




「もしもあのとき…」ありえたかもしれない人生が問いかける、慈しみの物語/「ダ・ヴィンチ」




"何かが違う" 道尾秀介『鏡の花』の精密な技巧/「Web本の雑誌




読者に届く光を描きたい/「青春と読書」




道尾秀介×峰なゆか テーマ作品『鏡の花』