『満月の泥枕』

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主人公・凸貝二美男(とっかい・ふみお)は、自分の不注意で娘を亡くした。
妻とも別れ、いまは貧乏アパートでその日暮らしの生活。
ある夜、公園で酔いつぶれていると、誰かが池に突き落とされた音を聞く。
その後、同じ池から頭蓋骨が発見された。
近所の剣道道場の師範が行方知れずになっていることがわかり、ひょんなことから、
二美男と貧乏アパートの住人たちは、その行方を探すことになる。
アパートの住人も二美男同様、訳アリな人間ばかりだ。

ところが、どういうわけか、ほかにもこの頭蓋骨を狙っている者達がいるようで、二美男たちは逆に追われる立場になってしまう。
一体、この頭蓋骨は誰なのか? すべての謎が解け、明らかになるある男の人生―― /毎日新聞出版

対談 道尾秀介×松丸亮吾 「定番を裏切る ものづくりの思考」

 

本TUBEニュース『満月の泥枕』著者インタビュー

 

「ほんのひきだし」(『満月の泥枕』担当編集者による作品ガイド)



生きることのおかしみと哀しみが薫る極上ミステリ