『月と蟹』

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きっと生涯忘れない、子供たちとカミサマの物語。

小学生の慎一と春也は「ヤドカミ様」なる願い事遊びを考え出す。100円欲しい、いじめっ子をこらしめる――他愛ない儀式はいつしかより切実な願いへと変わり、子供たちのやり場のない「祈り」が周囲の大人に、そして彼ら自身に暗い刃を向ける……。
注目度ナンバー1の著者による最新長篇小説。鎌倉の風や潮のにおいまで感じさせる瑞々しい筆致で描かれる、少年たちのひと夏が切なく胸に迫ります。直木賞受賞。/文藝春秋



エンターテイメント小説月報/「読売新聞」 最高得点をいただきました




「『月と蟹』を読んだときも、文章には表現されていない、主人公たちの感情、感覚というものがビシバシ伝わってくる気がしました。」/河瀨直美(映画監督)




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